東京農工大学大学院農学研究院 教授 斎藤広隆

  東京農工大学同窓会生産環境工学部会の皆さま,今年度東京農工大学大学院農学研究院農業環境工学部門長を仰せつかっている斎藤広隆と申します。このような機会をいただきましたので,本部会に関係する研究室等を卒業された部会の皆さまに,関連する部門の現況について簡単に報告させていただきます。

 現在,教員の主たる所属は大学院における部門となっておりますが,生産環境工学部会に関連する部門としては,農業環境工学部門(農環工)と国際環境農学部門(国際)の2部門となります。

 教員(つまり研究室)の数ですが,2022年7月現在農環工が7名,国際が2名で農業環境工学に関する教育・研究を担っており,2022年9月より国際に1名,2022年10月より農環工に2名の教員が新たに着任し,総勢12名体制となります。国際の1名と農環工の1名はそれぞれ,学長ビジョンに基づく採用で,ダイバーシティおよびインクルージョンの実現を目指した外国人および女性教員となっています。

 私が農工大に着任した2006年と比べると,教員の顔ぶれも大きく変わり,女性教員3名,外国人教員1名と国内他大学の農業環境工学分野と比較しても多様性に富んだ教員集団となります。今後ますます研究力を高め国内外から優秀な学生に目指してもらえるよう,教育・研究を進めていきたいと思っております。引き続きのご支援よろしくお願いいたいます。